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投資に必要な心構えを考えてみる

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投資にはリスクがつきもの

どのような投資にも、ハイリターンがあるものにはハイリスク、ローリターンでもローリスクというように、必ずリスクがついて回りますので、「絶対保証される」話はありません。
投資が流行っているからと安易に始めたり、人に勧められたからと購入したり、他人の意見に流されることなく、自分で考えて判断することが投資にとってとても大切です。
そのためにも、投資に伴うリスクについてきちんと把握しておくこと、リスクを回避するための対策をとっておくことが投資に失敗しないで長く続けられるコツとなります。

中長期的に見て利益を出す

基本的に投資とは、短期での損得を見るのではなく、中長期的なスタンスで行います。
どんなベテランの投資家でも必ず損をすることはありますので、短期視点で見てしまうとリスクが高まります。
特に初心者の場合は、時間をピンポイントに集中させるのではなく、時間的な余裕を持って、長期でプラスマイナスがどうか、という考え方で利益を出すようにしましょう。
短期間でハイリターンを求めて一喜一憂をせず、じっくりと腰を据えて取り組み、株価が落ち込むことがあったとしても、まだ途中であると考えて、長い目で見れるような気持ちのゆとりが必要です。

あるいは、自分の中でここまで落ちたら損切りをする、というルールを決めておくという方法もあります。
期待したような値動きにならなかった場合、売却を決めてターゲットを変えるということも必要になります。
そのためにも、経済新聞やインターネット、会社四季報などで最新情報をこまめにチェックして、株価や経済情勢の動きには目を光らせておかなければいけません。
時には大きな損失を食い止めるために損切りをする勇気も必要ですし、得をしても損をしても自己責任であることを認識しておきましょう。

ゆとりを持って運用する

投資家の心構えひとつで、投資をギャンブルにするかしないかが決まってきます。
投資を行う際、運用する資金もないのに始めるというのはナンセンスです。
例えば、あり金全てを投じて、あるいは借金までして投資をした場合、精神的にも大きな負担となりますよね。
ここで負けると後がないというような、切羽詰まった状態で株をするとまず失敗します。

焦るばかりで的確な判断ができにくくなりますし、金融商品がちょっとでも上がるとすぐに利確してしまったり、逆に下がると怖くなってすぐに損切りをしてしまうでしょう。
投資を行うなら、まずは生活に支障がでない程度の余剰資金を確保してから、経済的にゆとりを持って挑むようにすべきです。
視野を広く持って、冷静な判断を下すためにも、心・資金・時間的なゆとりを持つことを心がけましょう。