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株とは違う?外国為替を取引するFX

数字の計算

株式とFXの違い

私もそうですが、初めて投資をする場合に株式やFXを選ぶ方が多いようです。
FXとは正式には外国為替証拠金取引と呼び、Foreign Exchangeの略です。

株式とFXの大きな違いは、市場が開いている時間にあります。
株取引の場合は平日9時から11時30分まで、12時30分から15時まで。
対してFXは平日なら24時間いつでも取引ができますので、副業でしている方にはFXの方が時間的余裕はありますね。

また、株式の場合は最低でも5万円くらいからの投資となりますが、FXの場合は数千円からという少額からでも始めることができます。
また、株は投資資金に見合った額の現物取引、FXは資金を何倍にもして取引できる信用取引であることも違いとなります。

FX取引の特徴

FXは、外国の通貨を売買することで、差益で収入を得る投資方法です。
通貨のレートは常に価値が変動していて、とある国の通貨の価値が低いときに購入して、価値が上がったときに売って、その差額が収益となります。

例えば日本円で米ドルを買うとして、1ドルが100円のときに購入し、120円に値上がりしたときに売れば、為替差益は20円です。
1ドル換算では小さい利益となりますが、1万ドル購入していたら、20万円の利益となるわけです。
つまり、両替を繰り返すことで資金を増やす方法で、世界中でお金の売買を行うことで、誰かが利益を得れば誰かが損益を被っているという図式になります。

FXにともなうリスク

FXは少額から始めることができる投資方法ではありますが、もちろんリスクもありますので、予め知っておく必要があります。
FXはレバレッジをかけて取引ができるという特徴があります。

レバレッジとは、少ない投資資金でも、その証拠金から何倍にも大きくして取引ができる仕組みのことです。
つまり、FXは信用取引になりますので、差益が出れば大きいですが、その分差損も大きくなってしまいますので、初心者の方は特に注意しましょう。

このリスクを回避するためには、ロストカット機能を利用します。
ロストカット機能とは、損益が出るとされるレベルに達した際には、大損を防ぐために自動的に決済される仕組みです。
これを「損切り」と言いますが、投資で失敗しない秘訣は、「いかに損を小さくできるか」にかかっています。

投資をギャンブルにしたいためにも、どうしたらリスクを回避できるか、差損が出ても小さく食い止められるか、その対策方法をきちんと理解してから始めることが重要です。
株を始めるときも、現物取引からスタートして、FXもレバレッジを高く設定しないこと、それを守って投資を始めましょう。
FXを始めるなら、まずは10万円程度からの投資がおすすめです。
レバレッジは利用せず、損失を出さないよう、まずはトレードに慣れていくようにしましょう。