節約の大敵となりえる銀行手数料
無駄な出費を抑えて少しでも節約して家計を助けたいと思っているのであれば、ちょっとした出費を削れるようにしたいものです。
その代表的な出費とも言えるのが銀行手数料で、具体的に言うと、ATMや窓口で現金を引き出したり振り込みをした時などに引かれる手数料のことです。
一回当たりの手数料は105円から525円くらいとなります。
わずかな金額しかかからないので、特に気にする必要もないと手数料を払ってしまうかもしれません。
しかし、まさに塵も積もれば山となるという格言が当てはまるものですので、注意が必要です。
日本はいま超低金利状態にありますので、銀行に預金しても利子が付くことはほとんどありません。
それなのに、引き出しをする時に毎回数百円、利率にしたら1パーセント、2パーセントという手数料を支払っていたら、銀行にお金を預けることでただ損をしているだけになってしまいます。
完全に無駄な出費となっているものですので、こうしたところから節約をしていく必要があるでしょう。
銀行手数料を節約する方法とは?
銀行手数料を節約するためには、基本として現金を引き出す回数を減らすということが大事です。
クレジットカードや電子マネーなどを上手に使っていけば、現金を使う機会をかなり減らすことができます。
もちろん、キャッシュレス化が進んでいるといっても、現金が必要になるシーンも多いものです。
そうであっても、こまめに現金を下ろすのではなく、月に1回など回数を決めてまとめて引き出す方が良いです。
そのためにも、月に必要な現金の額を計算しておき、その分を引き出すようにします。
そして、曜日や時間帯にも注意しましょう。
ほとんどの銀行で、夕方以降の時間帯、休日や祝日に引き出したり振り込んだりすると手数料がかかる、もしくは高くなります。
そのため、手数料が無料になるか安い時に引き出すようにしたいものです。
多くの銀行は、引き出しや振込手数料については、月に何回かまでは無料とするサービスを設けています。
利用状況によってその回数がアップすることも多いので、こうした制度を上手に活用しましょう。
もしくは、手数料無料の回数が多い銀行をメインとするのも一つの手です。
事情があって引き出しや振り込みを多くする必要がある方であれば、できるだけオンラインサービスを利用しましょう。
AMTや窓口で取引をするよりも、手数料が安く設定されていることがほとんどだからです。
ネットバンキングであれば、パソコンやスマホでできますので、どこにいても処理が可能です。
また、処理自体は後になるとしても、手続きは24時間可能となっていることが多いので、効率よく手続きをすることができるでしょう。